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建築・不動産を手掛ける
成都地所のリノベーション専門店「リフォーム工房 イエだから」
皆様の一生の家づくりを最高なものにするために
誠心誠意お手伝いさせていただきます!
こんにちは!リフォーム工房イエだからの三上です!
もう10月が終わろうとしています。
・・・というか気づけば今年ももうあと2か月しか無い。
早くないですか?
夏が終わったかと思ったらもうすぐ雪が降るんですね。
朝晩の冷え込みはつらいです。
それはさておき今回はエアコンのお話をしたいと思います。
もうだいぶ気温が下がってきたので、
既に暖房機器を使用している方も多いのではないでしょうか?
まだまだ灯油を燃料とする暖房機器が根強い人気ですが、
最近は寒冷地用エアコンを使用しているご家庭も多くなってきました。
寒冷地用とはいかなくてもエアコンを購入した経験は皆様あるのではないでしょうか?
そこでエアコンの選び方の1例をご紹介いたします。
ちなみに皆様はエアコンの能力を選ぶ際、どの様に選択されてますでしょうか?
カタログのこういう部分を見て、部屋の畳数を見る方が多いのではないでしょうか?
確かにその方法が一番手っ取り早いかと思います。
しかしですよ、家の性能って家によってちがうので、必要な能力はそれぞれ違うと思いませんか?
そこで、どの様にエアコンを選ぶかという考え方の一例をご紹介します!
ちょっと難しい話も入りますので、面倒な方は読み飛ばしてください。。。
この計算をするには家の「熱損失係数」というものが必要になってきます。
Q値と呼ばれるものなのですが、そこはあまり細かく気にされなくても大丈夫です。
うちのモデルハウスのリフォーム前のこの値は6.0程度でした。
そこで計算の仕方なんですが、
Q値 × 延べ床面積㎡ × 内外温度差 = エアコン必要量
となります。
・・・なんのこっちゃと思われたかもしれませんので、計算していきますね。
モデルハウスの工事前のQ値は6.0程度、延べ床面積は159㎡、例えば外気温が4℃で宅内を24℃にしたい場合、
6.0 × 159㎡ × (24℃ - 4℃) = 19080W
という計算結果が出てきます。これがこの家に必要なエアコンの能力という事になります。
次にまたカタログに戻りましょう。
ここをチェックして下さい。
この機種では2.5kwとなっていますね。
2.5kwは2500wになりますので、
19080kw ÷ 2500w = 約7.63台 → 必要台数は8台という結果になります。
こうやって選べは自分でも納得できません?
ちなみにモデルハウスのリフォーム工事後ですが、
Q値は約2.0程度になります。
計算してみると、
2.0 × 159㎡ × 20℃ = 6360w になります!
6360w ÷ 2500w = 約2.54台 → 必要台数は3台という結果になります。
計算上は半分以下になるんですね~。
部屋の温度は感じ方もありますので、
人それぞれですが、
実際にエアコンを検討する際にこういった考え方もあるというご紹介でした!
ご参考までに。
寒くなってきましたので、
皆様も風邪などには気を付けていきましょうね!
三上でした!